写真をご覧ください。 子だもたちから明るさが弾けて、飛び散っているかのようです。 新潟県柏崎市の小鳩幼稚園の子どもたちです。 中越沖地震から約3ヶ月。 大きな被害を受けた柏崎市は、まだその傷跡があちこちに残っているそうです。 しかし、子どもたちは、元気いっぱいのようです。 先ごろ、慰問のつもりで僕の著書の絵本を含めて、子どもたちの人数分の絵本にサインして送らせていただきました。 そのお礼の手紙が、ドカーンと今日、届きました。 子どもたちに喜んでもらえたことも、とてもうれしかったんですが、それ以上に感激したことがあります。 それは手紙の端々から窺える子どもたちの天衣無縫の明るさと、燃やしている希望の強さでした。 大地震にめげず、元気いっぱいの子どもたちに、勇気づけられて、大人たちは復興への意欲をかきたてられるのでしょうね。 じつは、「よい子に読み聞かせ隊」は、3年前の10月23日、この小鳩幼稚園を読み聞かせで訪れています。 終わって子どもたちと別れを惜しみながら、僕たちは長岡駅まで車で送ってもらいました。 乗ったときが大宮の手前でストップしました。 中越地震が発生したためでした。 別れた子どもたちが心配でしたが、幸い、みんな無事なことがその2日後にわかりました。 小鳩幼稚園とは、そういう縁で結ばれたような気がします。 縁で絆が生まれる・・・「よい子に読み聞かせ隊」は、そういう目に見えないものを大切にしていこうと思います。
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