読み聞かせの前になにやら挨拶しているらしい僕 昨日4日は、福島県本宮市の白沢公民館に行ってまいりました。 平成大合併でずいぶん自治体の数が減りましたね。 本宮市も名称こそ変わりませんが、今年の1月1日、阿武隈川を挟んで隣接する白沢村と合併し、新しい本宮市に生まれ変わりました。 旧白沢村立の図書館も本宮市立になりましたが、この図書館の名称が素敵で、ここから読み聞かせ公演のオファーがあったときには、ふうん、いい名だぞ、と親近感を抱きました。 絵本にサインするときにいろいろな言葉を添えますが、 「ゆめを いっぱい そだてようね」という言葉をいちばん多く使っています。 ここの図書館の名は、「しらさわ夢の図書館」でした。 図書館は、ゆめをそだてるところですから。 会場は、隣の公民館ホール。 親子を中心に約300人が集まり、この人たちとともに物語世界をホールいっぱいに広げることができました。 自然が豊かなところで、公民館のまわりも紅葉が始まっていました。 子どもたちも瞳がキラキラしていて、心身ともに健康そうでしたね。 デジタルのニコンを使いこなしている小学生もいました。 これからは、自然が豊かな地方の子どもたちが伸びていくんじゃないか、とふっと思いました。 ところで、この写真のときになにを話したのか。 「こんな豊かな自然の中で生まれ、育ったというだけですごい幸せなことなんだよ」 そう言ったことだけは、覚えているんですね。
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