今年の二月のことでした。 群馬県の藤岡市立図書館で絵本の読み聞かせを行いました。 終わって開かれたサイン会で小学高学年らしい女の子を連れたお父さんが「黄色い牙」を購入されました。 そして、娘の書いたものですが、と言って1冊の本をプレゼントしてくださいました。 その本が連れていた、そのときは11歳だった宮下木花ちゃんの処女童話集 「ひとしずくのなみだ」(銀の鈴社刊)でした。 一読して、伸びやかな文体で、自分の世界をしつかりと描ききっていることに驚かされました。 木花ちゃんは、今年の春、中学生になりましたが、早くも第二童話集「いちばん大切な願いごと」を同じ銀の鈴社から出しました。 機会があったら、この本を読んでみてください。 みずみずしい木花ワールドに引き込まれますよ。
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