ゆとり世代と言われたか、 それでムカッときたんだ、 ゆとり教育は短命に終わったから、 大人たちの多くはは失敗だったと思ってる、 間違いがないようじっくりやってるのに、 ゆとり世代だからのろのろやってるとか、 落ち着きがあっていい感じなのに、 ゆとりを楯に甘えているとか、 わからず屋たちはうるさいだろう、 聞き流しておけばいい、 ゆとり教育は素晴らしかった、 土曜日まで授業してどうするんだ、 分厚い教科書のすべてをマスターしたって、 多くは役に立たないことなんだ、 中国や、韓国の子どもに、 学力が劣ってきたとあわてふためき、 詰め込み教育に戻したのだろう、 でも、それこそが時代錯誤にして、 大いなる無駄の淵に入ったように見える、 本物の時代の流れは、 社会に出て役に立ち、 応用への基礎になるものを学び、 それぞれの特性、個性を伸ばす、 という方向へ流れている、 きみたちはそれを先取りしていた、 土曜日に授業がなく、 薄い教科書がどんな価値を生むかは、 きみたちが、 社会の中堅層になった頃に答えが出る、 そのとき、きみたちは、 大きく自分をはばたかせ、 周りにゆとりと満足をもたらし、 貴重な癒しの世代として、 社会に大きく貢献するだろう。
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