T電がついに大口向け電気料金の値上げを開始した、 置かれている立場を考えると、 つくづくいい度胸をしていると感心する、 国の金庫に片足を突っ込み、 安全圏にいながら、 もう1つの片足で値上げのボールを蹴る、 いずれ家庭用も平気で値上げしてくるだろう、 もしかしたら度胸があるのではなく、 破廉恥なだけなのだろうか、 今朝のA紙投稿欄に、 「T電社員よ、声を上げないか」と題する、 投稿が載っていた、 年若い社員から生の声が聞きたいが、 まったく聞こえてこないので、 人間らしく本音の声を上げませんか、 と促している、 でも、誰もおいそれとは本音を言わないと思う、 僕は中小零細の世界で職を転々としてきた、 そのため大企業の若手や、 末端社員の心情があまり読み取れない、 ただわかるのは会社の意に反する、 言動を取るものを、 会社はけして許さないということである、 まず会社にいられなくなる、 若手や末端社員から声が上がらないのは、 口にしっかりチャックをしているためである、 表だって箝口令を出さなくても、 社員は自ら出した緘口令に自ら服するのである、 それは解っていても、 そろそろ、みんなで渡れば怖くないだから、 大挙して本音の対岸に渡って欲しい、 国民はその勇気を称え、 T電は自浄作用を起こさざるを得なくなる。
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