心に変なものが繁りすぎたから木枯らしが強く吹いて欲しい

心にヤエムグラのように、
変なものが繁ってしまった、
不平や、
不満ばかりためたせいかな、
嫉妬することが多かったせいかな、
人を貶めたせいかな、
初めきのこのように、
ぽつぽつ、
ボツボツ、
ボコボコ、
と心の地面に顔を出し、
いろんな嫌な、
自分が惨めになるような、
感情を肥やしに、
枝を伸ばし、
葉を繁らせてきたんだ、
歓びの泉をおおい、
なんだか息苦しい、
だから、
荒療治だけど、
木枯らしに枯らして欲しい、
ピューッ、ヒュウヒュウ、
木枯らしよ、
心の嵐よ、
吹いてくれ、
変なものがすべて枯れたらね、
歓びの泉がこんこんと湧いて、
地面を肥やし、
感動の若草を生やす、
そうしたらね、
愚痴や、
不平や、
嫉妬をそよ風にして、
円やかな心にするの。