稚貝、稚魚は外国生まれでも日本で育てれば国産になることは知っていたけど、野菜の種も8割以上は外国産だなんて

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志茂田景樹-カゲキ隊長のブログ No.246 2012年12月25日 掲載分
 

稚貝、稚魚は外国生まれでも
日本で育てれば国産になることは知っていたけど、
野菜の種も8割以上は外国産だなんて

ウナギは稚魚が台湾産でも、
日本で育てれば、
れっきとした国産ウナギになる、
シジミも稚貝で輸入して、
日本で育てれば、
国産として大手を振ってまかり通る、
でも、
今朝の朝日の記事を読んで、
野菜よ、
お前もか、
と、叫びたくなった、
ある農家は、
栽培中の約40品目のうち、
国産の種を使ったものは、
わさび菜と赤しそだけだという、
あとはアメリカ、
オーストラリアなど、
外国産のものばかり、
安くて供給が安定しているという、
他の農家も似たり寄ったりだという、
日常消費している野菜の大部分は、
外国産の種で作られているとは、
記事を読んで、
つかの間、
天を仰いだ、
ほんの半世紀前、
農家は自分で育てた野菜で、
種採りもやっていた、
だから、
同じニンジンでも個性が違い、
作った農家によって味が違った、
そのうち、
出産育児革命が起こり、
人間の種も、
外国産になるのかも、
そんな世になったらどうしよう、
古い僕が呟いたら、
新しもの好きの僕が応えた、
グローバルな時代だぜ、
人間の種の自由化だってあらーな、
と。
そうかなあ、
と古い僕は江戸時代、
いや、せめて、
東京タワーが全都民を見守れた、
昭和の良き時代を、
懐かしむのみでした。

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