原発ゼロが平成の大芝居になるかどうかは小泉劇場にどんな役者が馳せ参じるかどうかにかかっている、とおれはにらんでいるのだよ

小泉劇場はジュンイチロウ座頭が、
どこまで原発ゼロの幟を、
強く振り切ることができるかだろうね、
この座頭は喧嘩が強い、
原発ゼロを唱える野党が固まって近寄ってきても、
無視するだけだろう、
また、九条の会などの文化人を主体とした、
脱原発グループにも色目を使うことはない、
そんなことをすれば、
臭い芝居になって観客がこない、
狙うはアベ一座という当代人気絶頂の小屋、
その座頭のシンゾウ宰相、
シンゾウ宰相と一本っどっこの勝負に持ち込み、
「ゼロ、ゼロ、ゼロでござるぞ、さあ何とする」
と大見えを切り、
記録的な大入りを実現して大向こうをうならせる、
記録的な大入りも、
大向こうも世論ということ、
アベ一座が記録的な不入りを続ければ、
アベは投げだすしかない、
つまり、退陣に追い込まれる、
ジュンイチロウ座頭が怖れているのは、
シンゾウ宰相が挑発に乗らず、
なるほどごもっとも、
と原発ゼロに旗幟を塗り変えること、
アベ一座は大入りになり、
よくやった、
と大向こうはうなる、
ジュンイチロウ座頭は、
振り上げた拳を下ろすことができず、
小泉劇場は幕が開けられなくなる、
しかし、
喧嘩慣れしていないシンゾウ宰相は、
ジュンイチロウ座頭の思う壺にはまりそうなのだよ、
ただ、ジュンイチロウ座頭は、
一緒に大見えを切ってくれる役者を３人そろえないと、
100％の勝利は難しい、
野にあって悠々自適に陶芸を楽しむモリサダ元宰相、
今はアベ一座の人気若手役者、
になっている息子のシンジロウ坊、
シンゾウ宰相の奥方のアキエ大姉、
この3人を従えて大見えを切れば、
たちまち勝負あったとなる、
とおれは見ているのだよ、
さてさて、
猫目八目といくかどうか。