志茂田景樹-カゲキ隊長のブログ No.310 2014年4月8日 掲載分
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三陸鉄道の全線復旧は近頃心の底から
明るくなれるニュースではないか
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山腹を縫って走り、
峡谷に架けた短い鉄橋を渡り、
眼下に小さな入江の漁港を望める三陸鉄道は、
鉄道唱歌さながらの変化ある景観で、
全線が世界遺産に登録されてほしい、
と乗る機会があるごとに、
思ったものだった、
3・11の年の翌4月から始めた東北被災地慰問で、
もっとも胸を突かれた光景は、
釜石から先の津津浦浦の漁港の町の、
惨憺たる光景と、
三陸鉄道の線路の路盤がえぐられ、
レールがひん曲がり、
駅舎が傾いた無残な光景だった、
毎年、慰問に行くたびに、
どこかの区間の復旧ぶりを目にしていたが、
この4月に南北リアス線が相次いで復旧し、
全線で運転が再開された、
思い込みがあるせいかもしれないが、
東京五輪の決定より、
このニュースのほうがはるかに嬉しかったし、
価値あるものだった、
今年は気仙沼市の階上小学校、
久慈市の2つの保育園を慰問したが、
あと2,3回は慰問に入れそうだ、
5月中旬すぎには、
大槌町、釜石市、大船渡市に入る予定がある、
被災地前に読み聞かせや、
講演で訪れた地区も少なくないし、
慰問でも再訪、再再訪の地区が多い、
大船渡市三陸町の吉浜へは、
南リアス線で行こうかなあ、
読み聞かせ隊のメンバーは、
車移動だが、
隊長の僕は鉄道が大好きだ、
全線復旧はとても嬉しい、
まだ眼下の津津浦浦の傷跡は、
深いかもしれない、
でも僕は鉄道唱歌を歌いながら、
今の沿線風景をしっかり網膜に映す、
三陸鉄道沿線のみなさん、
まだまだ復興は遠い道のりですが、
三鉄の復旧は何よりも心強い快挙だと思います、
よかったですね。 |
志茂田景樹-カゲキ隊長のブログ KIBA BOOK 志茂田景樹事務所 |
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