志茂田景樹-カゲキ隊長のブログ No.320 2014年6月16日 掲載分
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あいつが出てきただけで雰囲気が一変した…
日本代表に足りないものはこれではないのか
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日本代表の初戦、
本田圭佑選手が先取点を挙げた、
ザッケローニ監督の頬は緩んだが、
すぐに厳しい表情になった、
その視線はコートジボワールの控えている選手に注がれた、
エースのドログバだ、
コートジボワールの至宝で、
世界屈指のFW,
ドログバ選手は故障明けで、
フル出場は無理の状態だったから、
ザッケローニ監督は余計気になったのだろう、
あいつが出てくる前に、
もう1点とっておきたい、
と、
しかし、それは叶わなかった、
後半17分、
満を持してドログバが出てきた、
場内がざわめき、
コートジボワールの選手の表情が変わった、
もう大丈夫、
雰囲気を一瞬にして変えてしまったのだ、
ザッケローニ監督が恐れていたのは、
これだったのだ、
登場するだけで、
そこにいるだけで、
味方に盤石の自信を与える、
果たして、
日本代表は立て続けに得点を許し、
逆転負けを喫した、
優勝候補の筆頭ブラジル代表の、
ネイマール選手も、
一瞬のうちに雰囲気を変えられる選手だろう、
いや、育てのコーチが言っている、
「代表の試合でも遊んでいるように映る」
それだけ自分を出している、
それだけ天性の技を持っている、
その神業に味方は守護神を得たように、
持てるる力を奔放に出し、
結果的に敵は震撼してプレーが萎縮する、
中田選手は欧州の経験も豊かで、
プレーのキレは、
世界でも一流だ、
でも、
一瞬のうちに雰囲気を変える、
圧倒的なカリスマ性はない、
オシム元日本代表監督は、
日本のサッカー少年について、
「創造力を伸ばすための自由が充分に与えられていない」
と、指摘したことがある、
日本代表は爽やかで規律正しく礼儀を心得ている、
チームとしてみればスッキリして印象がいい、
しかし、
日本代表はもっと奔放でいいのではないか、
個々が創造力を駆使して、
今このとき自分が何をやるかを組み立て、
奔放に実行する、
その集積が恐るべきチームプレーになる、
日本のサッカー界にその流れが生まれたとき、
姿を見せるだけでサッカー場全体の、
雰囲気を一変させてしまう選手が出現するだろう。
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