志茂田景樹-カゲキ隊長のブログ No.321 2014年6月23日 掲載分
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矛盾する2つの姿から透けて見える
日本人サポーターの普段の実像は
堅実で至って真面目なものではないか
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サッカー中継をやっているカフェーや、
居酒屋で歓声を挙げながら観戦し、
勝っても負けても街へ繰り出し、
繁華なスクランブル交差点で胴上げしたり、
ハイタッチ!して騒ぎまくる、
手がつけられない狂騒状態になっており、
警察の規制を受けなければ収まらない、
こういう光景を見ると、
この人達は本当のサッカーフアンだろうか、
と頭が混乱してしまう、
先行きが見えず社会に閉塞感が漂う、
好況だというけれど、
どこが好況なんだろう、
貧富の差が激しくなる好況は意味がない、
それに戦争への道の入口が見えてきたような、
息苦しさも加わる、
若者を中心にストレスが蓄積することのみ多くて、
W杯を口実に大騒ぎをして、
ストレスを解消しなければならないのか、
とふっと同情したくなる、
いや、彼らに加わって、
自分も憂さ晴らしをやってみたい、
ブラジルに遠征している日本代表を応援するために、
多数のサポーターがブラジルに渡っている、
そのサポーターたちは試合が終わると、
粛々と自分達が出したゴミを袋に入れて立ち去る、
礼儀正しく潔いその態度は、
世界で賞賛の的になっている、
「あのサポーターたちは、
渋谷で大騒ぎをするサポーターたちとは別人種?」
若い友人に訊いたら、
「同じですよ。大騒ぎしたサポーターが、
大挙して行ってますから」
という答えが返ってきた、
そうか、
と僕にピンとくるものがあった、
もうとっくに中高年の域に入ったが、
トラキチの知人がいた、
糞がつくほど真面目なサラリーマンで、
普段は酒も飲まない、
それなのに阪神が優勝すると、
酒を飲んで大騒ぎして池にも飛び込んだ、
翌日は元の糞真面目に戻る、
おそらくサポーターの多くは、
普段、堅実なサラリーマンや、
温和な学生でで、
サラリーマンだったら、
黙々と税金や、年金の負担をしているのだろう、
学生だったら熱心に就活をやっている、
そう思うと、
あの狂騒状態も納得できるし、
大目に見るか、
という気持ちも湧く、
しかし、騒がず静かに観戦して、
強く日本代表の勝利を願っているフアンも多いのだ、
せめて普段の理性の半分は残して、
みんなが許せる程度の熱にして欲しい。
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