工夫工夫というだけで工夫のお手本も見せられない上司の無能に内心で憤慨している人のための詩

工夫工夫とバカの1つ覚えみたいに、
貴方の顔を見ると言うのだね、
他に言われるのはどんな人？
1人いて、
その人はすぐ走りだすタイプなんだ、
その人は走りだしても、
ミスが多いわけでもない、
ということは、
貴方もそのくちなのだね、
それで、
その上司はどんな人間なんだろう、
慎重細心というわけでもない、
むしろ、
貴方ら2人と同じように、
やるとなった走りだしているんだ、
ミスはまずしない、
率先してやってみんなを引っ張っている、
じゃ、
直属上司としては悪くないじゃないか、
工夫工夫と言ってもいいけれど、
ここはこう工夫すればいいだろう、
という模範を示せ、
ということだね、
気にしないでいいと思うよ、
なぜなら、
1つは貴方達だけに言ってる口癖だろうからね、
それだけ自分と似ている貴方達には、
期待しているのだと思う、
貴方のいる部署は、
その上司以下9人いて、
上司と貴方達を除くと、
他はどうもモチベーションに欠けるのか、
きっと貴方達を借りて、
その6人を鼓舞しているんだ、
俺達3人についてこい、
ということなのだよ、
貴方達のような積極タイプは、
走りながら工夫しているものなんだ、
上司はそれをよく知っている、
まずとりかかることが大切だ、
と言いたいのだろう、
貴方達を買っているのだよ、
走りながら工夫工夫と貴方達に説教して、
実は自分を鼓舞している。