志茂田景樹-カゲキ隊長のブログ No.338 2014年10月27日 掲載分
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一方的に愛を捧げているだけでも
恋愛と言えるのかと
疑問が湧きあがった人のための詩
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難しい問題だ、
恋愛にかたちはないのかなあ、
でも、
やはりかたちはある、
キャッチボールをイメージしようか、
ボールを愛と見なそうか、
投げられた愛を受けとめ、
投げ返す、
続けていれば、
共にうまくなって、
速球や、
変化球も受け返せるようになる、
片方がうまくならなかったら、
受け損ねたり、
後逸する、
ボールを拾い上げたり、
追っかけなければなければならない、
相手の愛が強くなりすぎて、
こっちがその愛にへとへとになる、
や〜めた、
とグローブを放り投げるだろうね、
愛は正直にぶつけあうと、
そういうものなのだよ、
歯止めがない、
でも、
ここで相手がボールを緩めてきたら、
どうだろう、
愛は本来、我儘なものだけれど、
相手のことを思う愛へと進化する、
キャッチボールは続くよ、
投手と捕手の関係だったら、
どうだろう、
投手はこれでもか、
これでもか、
と豪速球を投げてくる、
捕手はどんな球も甘んじて受け、
緩やかに投げ返すだろう、
貴方はいつも強い愛という、
豪速球を投げ込む、
恋人はいつも優しく受け、
緩やかに投げ返してくれる、
貴方は物足りない、
と思うかもしれないけれど、
恋人は進化した優しい愛で、
貴方の強い愛を受け止めている、
これは深い愛だよ、
激しい恋愛の末、
結婚したカップルって、
僕が見てきた限り、
離婚率が高いなあ、
傍目からは、
どちらかが一方的に愛を注いでいる、
と映ったカップルのほうが、
いつまでも仲睦まじいよ、
貴方の恋人は、
貴方を深く愛している、
心配いらないからね。
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