写真1(大型絵本)と写真2(紙芝居)を比べてみてください。
大型絵本では近場のよい子たちはその場で悠々と見ています。紙芝居では、子供たちは紙芝居の傍に近づく行動を起こします。大型絵本は、それぞれの場面をさらに拡大して訴える効果を発揮します。遠くにいる子供でもその場で見ていることが多いのは、その効果でしょう。つまり、普通の絵本の場面を4倍に拡大してあるとすれば8倍にも10倍にも拡大したような効果を発揮するということです。
紙芝居では子供たちに舞台の中で何が行われているのかという興味を強く抱かせ集中させる効果を発揮します。そのため、子供たちは舞台の中で行われていることを確認するように引き寄せられます。 |