長野県坂城町での秋まつりでの「よい子に読み聞かせ隊」参加させて頂きました。
隊長と光子マネージャー、フルートの仁平真由美さんは新幹線で、私(箏)と弟(尺八)の葵山(きざん)は楽器を積んで車で坂城町へ向かいました。道が空いていたので予定よりも早く着き、坂城町はお祭りの準備の真っ只中!特産物のテントがいくつも並んでおり、あちこちに今回のポスターが(隊長だけでなく私達演奏者も写真が載っている)たくさん貼られていて、なんだか照れくさい感じでした(笑)
開演時間が近づくと赤ちゃんからご年配の方まで幅広い年齢層の人が会場に集まりはじめました。「あっ!ポスターのお兄さんだ」と葵山はちびっこに追いかけられ色々質問されていました(笑)
午前中に「ぞうのこどもがみたゆめ」を尺八と十七弦のBGMで「まんねんくじら」と「ぽんちとちりん」をフルートのBGMで隊長の読み聞かせをしました。私も演奏しながら物語の世界に引き込まれ気持ちが高ぶりました。作品と作品との間の隊長のトークが楽しくて、気がつくと次の物語が始まっています。聞きながら私も同じ空間にいられる事が「幸せだなぁ」と思いました。フルートも素敵で物語を引き立てていました。
午後はフルートと和楽器のコンサートです。
大人気「崖の上のポニョ」、天空の城ラピュタから「君をのせて」を演奏しました。お正月の定番「春の海」をフルートと箏(こと)で合奏したのですが尺八とはまた違った良さがあり、新鮮でした。隊長と一緒に楽器紹介をして、それぞれ楽器らしさの出るソロ演奏した後、「秋のメドレー」「ディズニー名曲集」を演奏して終演となりました。
和楽器に興味を持ち、さわりに来る子供さんや箏を昔やっていて楽器が家にあるからまたやってみたくなった、という方等良い反応があり嬉しかったです。
お昼には地元のお蕎麦屋さんに連れて行って頂き「おしぼりうどん」という郷土料理をご馳走になりました。ねずみ大根というねずみの様な可愛い形の大根おろしの絞り汁をつけて頂くうどんです。「からいっ!でも美味しい!」と言いながら皆でいただきました。りんご畑の中にある眺めの良い素敵なお店でした。
今回参加させて頂いて、隊長の熱い想いと読み聞かせの素晴らしさを改めて感じる事ができた良い旅でした。
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