神奈川県 川崎市 川崎市立南百合丘小学校 編|読み聞かせ旅日記|志茂田景樹のWeb絵本-読み聞かせ劇場|しもだ-かげき|直木賞-児童書-作家
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絵本 読み聞かせ旅日記 No.246
* 写真は子供たちから質問を受けていたときのものです。
日付
2011年10月25日(火)
旅先
神奈川県 川崎市
会場
川崎市立南百合丘小学校
著者
志茂田景樹隊長
川崎市立南百合丘小学校読み聞かせ会
10月25日[火曜]10・00〜11・00
小田急線新百合ヶ丘駅南口を出て10分も歩くと、高台の閑静な住宅街になります。
南百合丘小学校はその高台の一角を占めており、校門を入ると側壁に子供たちが描いたタイル画が連なる池がありました。覗くと見事なニシキゴイがゆったりと泳いでいました。僕のフアッションより派手で美しかったですね。
今回の読み聞かせは1,2,3学年の子供たちのみが対象でしたが、児童数の多い小学校でしたので、対象学年の全クラスの子供たちが体育館に入ると、それだけで静かな熱気が立ち上りました。後方にはお母さんがたも大勢集まっていました。
この日、ピアノ演奏を挿入して物語世界を大きく広げてくれた大石千奈美さんは、元カゲキックスのボーカルです。カゲキックスは10数年前に僕が結成したロックバンドで1年余りで解散しましたが、地方公演も行い、型破りなバンドでした。大石さんは当時二十歳そこそこのうら若きボーカルでした。
それが今は小学生の男の子と園児の女の子を持つ2児の母ですから、時の流れと人の変わり様の速さをあらためて思い知らされました。大石さんは子育ての傍ら、いまも活発にコンサート活動を繰り広げており、それゆけの元気印お母さんです。
「ちいさなちいさなぞうのひみつ」と「ぽんちとちりん」の2作を語らせていただきましたが、場面場面にあった曲の効果で僕自身がすぐに物語世界に引き込まれてしまいました。
南百合が丘小学校の子供たちは物語をよく味わって聞いてくれました。学校側の目指す子供像は、よく考える子、思いやりのある子、粘り強く取り組む子、の3像ですが、目を輝かせて聞き入る姿に、その3像が次々にだぶりました。
終わっていくつか質問を受けましたが、家族構成や、童話創作の心構えに触れたものもあって、理解度が高いという印象を抱きました。
子供たちが教室に戻った後、開かれた絵本のサイン会ではお母さんがたが熱心に選書してたくさん購入してくれました。
ところで、大石さんの息子さんは高学年のため、読み聞かせ会に参加できず、残念がっていたそうです。
【南百合が丘小の子供たちからの手紙だあ、元気が出る何よりの薬です!】
読み聞かせに行った先の小学校、幼稚園、保育園の子供たちから手紙をいただくと、ほんとうに元気が出ます。南百合丘小学校の1,2,3年生からどかっと手紙が届きました。
読んでいくと、どんどんパワーが蓄積されていく感じです。
これに優る良薬はありません。
読み聞かせ活動を続けることが恩返しになると思っています。
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