青森で20数年振りに荒俣宏さんと再会した!
JTフォーラム「かけがえのない(人)と(とき)の絆」
11月2日(水)13・30〜14・30
ホテル青森(青森市)
JTフォーラムの講演はほとんど毎年のようにやらせていただいていますが、8年前の2003年9月に、JTフォーラムの前身であるJTいきいきフォーラム時代にこの青森へきています。宿泊も講演場所も同じホテル青森でした。
そうか、8年になるんだ、と歳月の経つ速さをホテルのロビーの変わらぬ佇まいに記憶を甦らせながら実感しました。
朝起きて部屋から見る八甲田山の悠揚迫らぬ雰囲気に心を打たれました。
朝食前にJR線青森駅まで往復のウオーキングに飛び出しました。沿道の風景はずいぶんと様変わりしていましたが、青森駅は変わらなかったです。早朝に着いた列車から降り、降りしきる吹雪を突いて青函連絡船の波止場まで歩いた記憶が戻りました。
仕事でしたが、それが初めての北海道への旅になりました。
20代の保険調査員時代のことです。
青森への旅も北海道への旅も空の旅になりましたが、青森駅は懐かしい。
1990年代の後半に、隣接するショッピングビルにある某書店にもサイン会で訪れましたが、壁面にまだその看板が出ていましたね。
この出版不況のなか、よく頑張っているな、と内心で拍手を送り、帰途に着きました。
講演ではモンゴルの子供達から託された励ましの手紙と絵を津波で多くの犠牲者を出した宮城県のO小学校に届けたことに触れ、将来、このモンゴルの子供達とO小学校の子供達に絆が生まれ、両国に友好の架け橋を架けることへの期待を語りました。
講演は2部制で、僕の講演が終わった後、2部で荒俣宏さんが行います。
荒俣さんとは20数年も前に何日かの船旅をご一緒させていただきました。豪華客船の処女航海に招待されたときに、やはり、招待されていた荒俣さんと出会ったのでした。
林真理子さんもいたし、女優の浅野温子さんもいましたね。
2部が始まるまでの休憩時間に荒俣さんの控え室を訪れようかなと思っているときに、
ドアが開き、荒俣さんがやあやあと入ってこられました。
20数年という歳月が一気に戻りました。
荒俣さんの人柄と雰囲気は昔のまんまでしたね。
ダンディーだった、と荒俣さんから褒められました。
タキシードだけで3着持っていって、ナイトクラブでダンスをしていましたからね。
当時から今のカゲキフアッションだったら、お招きはこなかったでしょう。
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