子どものゾウの泣き声がプルルー、プルルーと響いたとたん、会場は一瞬にして母子のいる草原になりました。そして母親ゾウの鼻からたくさんの星がふきでると、天井が星のお母さんのいる夜空になったようでした。隊長の読み聞かせは、そんな風にみんなが引き込まれる魅力にあふれたものでした。
「いのちの大切さ」「勇気をもつこと」「人の気持ちを理解すること」等大切なことがたくさん詰まった絵本の世界と、先生が日々の活動の中で出会った子どもたちのことや感動したことのお話、読み聞かせ隊の熱い思いをお聞かせいただき、時間はあっという間に過ぎてしまいました。幼いときに目から、耳から感じた絵本の世界が、大きくなっていろいろな場面に遭遇した時、その子の力になるのだと感じました。
今回の講演は、鎌ケ谷市の公民館3館と男女共同参画センターが共催で家庭教育講演会として企画し、志茂田先生においでいただいたものです。当日は雪のちらつく寒い日でしたが、幼児を持つ親・読み聞かせに関心のある方・学校で読み聞かせのボランティアをしている方など、予定を超える123名の参加となりました。終了後、参加者とお話ししたり、記念撮影をしていただいたりと、先生の自然な応対にも心が温かくなりました。読み聞かせ隊の皆さんの益々のご活躍を応援しています。
本当にありがとうございました。
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