宮崎 熊本 編|読み聞かせ旅日記|志茂田景樹のWeb絵本-読み聞かせ劇場|しもだ-かげき|直木賞-児童書-作家
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絵本 読み聞かせ旅日記 No.29
日付
2004年12月11日(土曜日)
旅先
宮崎 熊本 編
著者
マネージャー 下田光子
「高千穂町上野中学校で読み聞かせ」
熊本空港に到着、そこには私達「よい子に読み聞かせ隊」を1年前から来てほしいと待ちに待っていた熊本の3人の子どもを連れたお母さん達、そして宮崎からも高千穂町の国語の先生が来て下さり、私達を迎えてくださいました。
子育てサイトKiRaRaは、小さな子どもを育てながら色々と苦しんだりわからないことがあったりするのを、皆さんで励ましあい、子育てを応援しているグループです。空港では0歳の子どもを前にだっこしながら二人の男の子を連れて私達を迎えてくださり、私は頭がさがりました。私達「よい子に読み聞かせ隊」を招いて、読み聞かせの大切さを子育てしている親達に伝えたいという一生懸命さが伝わり本当に心がじんとしてしまい、思わず「ありがとう」と言ってしまいました。
「山内達哉君によるミニコンサート」
すぐに宮崎県の高千穂町に向かいましたが、当日は晴れ渡りすばらしい天候にめぐまれて暖かく、熊本空港から阿蘇山脈を左手に見ながら1時間30分くらい車に乗り、高千穂町へと入りました。
高千穂の町は山間の町で、神楽を伝統的にまもり、観光ではなく町の住民が心から神に感謝を捧げて踊るとのことでした。
今回は中学校の熱心な国語の先生のメールで宮崎に呼ばれました。宮崎県に「読み聞かせ隊」が入るのははじめてのことですが、音楽の山内達哉君も宮崎県出身ということで、皆様とても歓待してくださいました。
読み聞かせの後は山内君にバイオリンのミニコンサートをしていただき、ここでも聞く人と弾く人が一体となり、皆で感動を分かちあいました。
夜も更け、9時近くになってきましたが、これからが神楽の見学のはじまりです。村ごとに行う夜神楽は夜通し舞っているとのことでしたが、高千穂町のひとつの伝統であり、これからも子ども達に伝えられていくのだなあと思いました。
その日のうちに、熊本の宿のほうに戻りましたが、すでに夜中の12時になってしまっており、宮崎の先生には真夜中までお世話になってしまいました。でも、大変たのしい旅でした。
「高千穂町で歓待をうけました」
「高千穂神楽」
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