岩手県 盛岡市 イタリア料理店 ピッツェリア ピアーチェ 編|読み聞かせ旅日記|志茂田景樹のWeb絵本-読み聞かせ劇場|しもだ-かげき|直木賞-児童書-作家
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絵本 読み聞かせ旅日記 No.305
旅先
2013年5月12日(日)
会場
岩手県 盛岡市
会場
イタリア料理店
ピッツェリア ピアーチェ
著者
熊谷 様
5月12日 日曜日。ようやく盛岡にも春が訪れたような心地よい天気のなか、前日に岩手県立大学で行われた「元気です岩手!介護フォーラム2013」にも出演していただいた、志茂田景樹先生による「絵本の読み聞かせ」が開催されました。
まず、「ちいさなちいさな ぞうのひみつ」、「まんねんくじら」の読み聞かせ。
お話の前に志茂田先生から「この地球のなかで、一番大きな生き物はなんだと思う?」という質問がありました。私は動物園や水族館で見ることのできる生き物を想像していました。志茂田先生に質問された男の子は元気よく答えました。
「きょうりゅう!」
私は恥ずかしい気持ちと衝撃を受けました。やはり子どもたちの発想力はずば抜けて素敵です。大人になるにつれて忘れてしまっていた純粋な心を思い出しながら、先生の読み聞かせを聞かせていただきました。
スクリーンに映し出された絵本。それに息を吹き込むような志茂田先生の読み聞かせ。
声や話し方、表情、動き…そのひとつひとつによって、一気に絵本の世界に引き込まれていきました。
そして最後のお話、「ぞうのこどもがみたゆめ」。
この絵本は、お父さんぞうをなくしたわが子をお母さんぞうが勇気と夢を与えて育てる、親の深い愛情と子の素直な成長が胸を打つ、命の大切なことを教えてくれる物語です。志茂田先生のお話によると、震災後、岩手県にも何度か訪れておこなっている読み聞かせでこの絵本を読んでいいのか、お悩みになられたこともあったそうです。しかし、実際に読み聞かせをしてみるとたくさんの方々から喜びの言葉があり、絵本のほうも品切れ状態が続くほど人気になっているそうです。そのことを感じながら読み聞かせを聞いていると、なにか熱いものがこみあげてくるようでした。今までこの読み聞かせに参加した方々もきっと同じように感じたのではないでしょうか。
お話が終わり、拍手が起こり現実に戻りました。
あっという間の読み聞かせ。とにかく想像以上に素晴らしかったです。
絵本の内容、先生の話し方、そして、先生の雰囲気やお人柄もとても心地の良いものでした。最後まで写真撮影やサイン、みなさまとのお話にもあたたかく対応していただき本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ぜひ、またお越しいただければ幸いです。
志茂田先生、奥様。本当にありがとうございました。
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