東京都 武蔵野市 武蔵野市立関前南小学校 編|読み聞かせ旅日記|志茂田景樹のWeb絵本-読み聞かせ劇場|しもだ-かげき|直木賞-児童書-作家
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絵本 読み聞かせ旅日記 No.313
旅先
2013年10月19日(土)
会場
東京都 武蔵野市
会場
武蔵野市立関前南小学校
著者
関前南小学校PTA行事委員
岡部三知代様
武蔵野市関前南小学校に読み聞かせ隊長がやって来た! PTAの企画として、親と子を対象に、素直な心や夢を描くことの大切さを伝える自作童話を紹介していただきたいと隊長をお招きしました。みんな、ポスターで紹介した隊長の鮮やかな姿を見ていたので、カ・ゲ・キ衣装を楽しみに「本当に来るの?」「どんなヒト?」と興味津々でご到着をお待ちしていました。わ〜、隊長と光子夫人の登場にみんなわくわくです。今日は地味だとおっしゃっていましたが、やっぱり華やかです。さっそく「ぞうのこどもがみたのゆめ」の読み聞かせが始まります。隊長の全身を使った本気の「読み聞かせ」にぐぐっと引き込まれていきます。「ぱぉ〜ん!ぱぉ〜ん!」隊長によるゾウの鳴き声が体育館に響きます。大切な人がいなくなってしまった時、どのようにて乗り越えたらいいんだろう。お父さんと離れた小さいゾウさんに皆が心を寄せます。お話のあと、隊長は、東日本大震災で頑張っている東北の方々への応援の気持ちや、伊豆大島で台風の被害にあって辛い思いをしている方々を心配していることを話します。自分が経験した辛いことにあった時のことを考えると、他の人の哀しみにも思いを馳せることが出来る、そんな思いやりがあふれる社会の大切さを伝えます。続いて「ぽんちとちりん」。動けなくなった老犬と若い子犬の交流の物語。隊長は、ご自身の小さい頃、心が震えた思い出を交えながら、心を開いて相手のことを思いやることの大切さについてお話します。
最後に「まんねんくじら」。おおきなクジラが100年寝ている間に、世界は変わってしまった。すっかり変わってしまった町の姿。美しい日本はどこへいってしまったの?真心こめ、全身を使って願いを伝えようとする気迫が絵にも言葉にもほとばしっていました。隊長が小学校への置き土産の色紙には「みんなで夢を創り出そうね」。と書いて下さいました。本当にそうです。それが生きる力です。夢は自分の心を大きく揺さぶって掘り起こすもの。たくさんの出来事と出会いを重ねて人の心に触れて欲しい。子どもたちに自分の心を耕し、夢を育んで欲しい。そして、お母さん、お父さんも子どもと一緒に夢を追いかけ伴走して欲しい、という隊長の願いが伝わりました。自分に出来ることを全身を使って表現することは尊くて美しいです。隊長、そして光子さん本当にありがとうございました。
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