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第44回 MDRT日本会大会特別講演　　　 　　　「豊かな感受性がもたらす 人生の実り」 参加者2000人超の5月21日時点では今年最大の講演会になりました。 実は僕もこの特別講演の打診があったとき、初めてMDRTという団体のあることを知り、何だか怖そうな組織だな、と思ったものです。でも、説明を聞いて安堵したものです。ミリオン ダラー ラウンド テーブル の略称で、卓越した生命保険と金融サービスの専門家を会員とする国際的な団体で、1927年に結成され、現在は全世界で3万8000人以上の会員を擁しています。その日本会 大会ですが、世界各地からも参加する人がいます。

講演会に先立ち、大画面に絵を映し、よい子に読み聞かせ隊草創期からのメンバーで、母校桐朋学園芸術短期大学講師の永井由比さんのフルートの調べに乗せて「ぞうのこどもがみたゆめ」を語りました。フルートの美しい調べが僕の語りを魅力あるものにしてくれました。2000人が聴き入っている気配がビンビンと伝わってきました。1時間の講演のほうは、限界からの新たなる実り、それがもたらす価値ある創造的な未来に向けて、1人1人が原点へ回帰することで壮大なハーモニーを築くことの重要性を強調させていただきました。 心地よく熱っぽく語ることができて、終了後は爽快なカタルシスを経験できました。