● 東京杉並ロータリークラブ講演
「100歳超の健康長寿者に学ぶ素直な生き方」
ロータリークラブの月例会ではゲストによる30分程度の卓話がつきものです。昼食時の月例会が多いのですが、この日の東京杉並ロータリークラブの月例会は、夕食時のものになりました。2001年から2003年にかけて、僕は100歳以上の健康長寿者50人前後を取材したことがあります。健康長寿の要因と思われるものはいろいろ浮かび上がったのですが、いちばん印象に残ったことは、どの方も感受性が豊かなことでした。簡単に言うと、喜怒哀楽を素直に表すということです。取材中、よく笑い嬉しそうな表情を浮かべ、悲しい思い出を語るときは悲しみに沈んでいました。どの方も怒ることはなかったのですが、怒るべきときは怒る方が多かったのではないでしょうか。卓話では健康長寿者の豊かな感受性を物語るエピソードを中心に話をさせていただきました。お身内に長寿な人がおられるロータリアンの方々が多かったせいか、皆さん、熱心に聴いておられました。
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