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絵本 読み聞かせ旅日記 No.355

 
東京都 新宿区 ヒルトン東京 編

日付
2014年9月11日(木)
旅先
東京都 新宿区
会場
ヒルトン東京
著者
志茂田景樹 隊長

 
 

● 東京杉並ロータリークラブ講演
   「100歳超の健康長寿者に学ぶ素直な生き方」


   ロータリークラブの月例会ではゲストによる30分程度の卓話がつきものです。昼食時の月例会が多いのですが、この日の東京杉並ロータリークラブの月例会は、夕食時のものになりました。2001年から2003年にかけて、僕は100歳以上の健康長寿者50人前後を取材したことがあります。健康長寿の要因と思われるものはいろいろ浮かび上がったのですが、いちばん印象に残ったことは、どの方も感受性が豊かなことでした。簡単に言うと、喜怒哀楽を素直に表すということです。取材中、よく笑い嬉しそうな表情を浮かべ、悲しい思い出を語るときは悲しみに沈んでいました。どの方も怒ることはなかったのですが、怒るべきときは怒る方が多かったのではないでしょうか。卓話では健康長寿者の豊かな感受性を物語るエピソードを中心に話をさせていただきました。お身内に長寿な人がおられるロータリアンの方々が多かったせいか、皆さん、熱心に聴いておられました。


   ところで、今回、ゲストスピーチャーとして僕を紹介したロータリアンは、飛鳥交通グループ社長の川野繁さんです。カリスマタクシードライバーとして成功した次男下田大気が、現在籍を置いているところで、飛鳥交通は大気がプロデュースしている、飛鳥交通ドリームプロジェクトのスポンサー会社でもあります。下田大気は飛鳥交通さんと川野社長に大変お世話になっているようです。ところで、川野社長とは不思議な縁で結ばれていることが解りました、川野社長とは、この日が初対面でしたが、どこかでお会いしたような、既視感といったらいいのか、そんな感覚に襲われたのです。川野社長が早めに退出した後のことです。不意に僕が28歳で某探偵社に勤めていたときの記憶が、鮮やかに蘇りました。46年前のその日、僕は京王交通というタクシー会社の社長さんを訪れました。電話でアポを取っての訪問で、用件は信用録を購入してもらうことでした。まだ30代と思われるふくよかな顔立ちの社長は、「こちらは京王電鉄さんとは無関係ですよね?」と、僕が訊くと、驚いて、「初めての人は、京王電鉄さんの系列ですね、と訊くことが多い。よく解りましたねえ」と、訊き返してきました。「京王電鉄のにおいがするものは何もありませんから」その答えが気に言ってもらえたのか、信用録を購入していただきました。以上の記憶が鮮明に蘇って、僕は隣の席にいた次男に、「飛鳥さんの前身は京王交通だろう?」と、訊いていました。「そうだよ。なぜ知っているの?」46年前に僕が会った若手の社長は、川野社長のお父上で、創業者だったのです。今回のゲストスピーチャーは、最近2冊めの著作「タクシー運転手になって人生大逆転!」、を上梓した下田大気のはずでしたが、僕を先にということで下田大気は、次回のゲストスピーチャーに回りました。写真の僕が左手にしているのは、下田大気の最新作、右手にしているのは100歳超で、超元気な方々を取材してまとめた本です。


 
 
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