絵本 読み聞かせ旅日記 No.373
加古川市老人大学院 公開講座 「〜楽しく生きるヒント〜 今こそゆっくりさわやか人生を」 加古川市を初めて訪れたのは、保険調査員時代の28歳のときでした。久々に加古川駅を降り立ってみた駅前は、見覚えのない光景でした。えっ、まさか認知症…一瞬、凍りつきました。でも、予約したホテルに向かう道すがら、あっ、この建物あったぞ、この店もあったな、立て直したらしいけど、と思い出が甦ってきました。ところで、夜の8時を回ったばかりなのに、人通りが少ない。チェックインしたら夜の繁華街に出撃するつもりでしたが、ホテルのレストランですませることにしました。そのホテルのレストランの入り口に、「かつめし ご用意出来ます」の掲示がありました。かつめし? 聞き覚えのない言葉で少々気になりましたが、いも焼酎の友にはなりそうもありません。違う料理を注文しました。
翌朝、迎えの車に乗って会場入りしました。平日の10時スタートだというのに、ホールいっぱいの方々が聴きにきてくれました。高齢者の方々が多かったのは当然のことですが、ポツンポツンと若手の方も。仕事を持っている方や、ボランティア活動をしている方が大部分だったせいか、皆さん活気があり、興味あるテーマだったようで、熱心に耳を傾けていました。公演終了後、かつめしが用意されていました。熱々のご飯に豚カツを載せ、かつめし特有のタレをかけた料理で、加古川市と、その周辺だけで親しまれている典型的なローカルフードでした。空きっ腹にモーレツに旨かったですよ。
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