静岡県 戸田 公民館 編|読み聞かせ旅日記|志茂田景樹のWeb絵本-読み聞かせ劇場|しもだ-かげき|直木賞-児童書-作家
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絵本 読み聞かせ旅日記 No.46
日付
2005年10月2日(日)
旅先
静岡県 戸田 公民館 編
著者
フルート 澤田由香
【戸田小学校】
三島駅から車で1時間強のところにある戸田(へた)は、駿河湾に面した、古くからの港町です。1854年、プチャーチンが来日した時、乗ってきた船が沈没し、その代わりの船を戸田で建造した、ということで日露友好の架け橋となり、そして日本に西洋式帆船の建造方法が広まるきっかけにもなりました(細かく説明しているとそれだけで日記が終わってしまいそうなのでものすごーく短く説明してしまいました。ごめんなさい)。
この日は各地で30度を超える真夏日でしたが、会場となる公民館には、なんと200人近い方が集まってくださいました。特に前に座っていた小学生たちはみんな真っ黒に日焼けしていて、始まる前から元気いっぱい!近くの神社のお祭りに行ったり、隣りにある小学校の校庭で遊んでから来た子もいるみたいです。読み聞かせは「ぞうのこどもがみたゆめ」「まんねんくじら」「ぽんちとちりん」の3作です。先生は読み始める前にみんなにいろいろ質問するのですが、さすが!ということが2つありました。@くじらについてすごく詳しい!(海辺の町で育ってきた子供たちです)A犬を飼っている家がすごく多い!(都会だと小型犬がほとんどです)ところ変われば子供たち変わる、というところでしょうか。 海の青と、木々の緑を見てきた子供たちの目は、スライド上映中の真っ暗な中でもとてもきらきらしていました。今回「ぽんちとちりん」はスライドも紙芝居もなしでした。そして終了後のサイン会で、「ぽんちとちりん」の絵本に自分と兄弟の名前だけでなく、犬の名前も入れて欲しいという女の子がいました。
【戸田公民館前のポスター】
一緒に来ていたご家族によると、この夏に犬が亡くなってしまい、「ぽんちとちりん」を聞いて思い出してしまったとのことです。何だか印象的な出来事でした。
この日の夕方と翌朝、私達は港の近くを散歩しました。潮の香りがして、とても気持ちよかったです。
そういえば、今回先生の話の中で犬についての話題で私もびっくりだったのですが、「フランダースの犬」に出てくるネロの愛犬パトラッシュは本当はセントバーナードじゃないそうです。初めて知りました。本当の名前は難しすぎて覚えられませんでした(覚えられた方いますか?)。
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