栃木県 ありんこ保育園 国分寺町 公民館 編|読み聞かせ旅日記|志茂田景樹のWeb絵本-読み聞かせ劇場|しもだ-かげき|直木賞-児童書-作家
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絵本 読み聞かせ旅日記 No.52
日付
2005年12月3日(土)
旅先
栃木県 ありんこ保育園
国分寺町公民館編
著者
フルート 澤田由香
【ありんこ保育園】
まだ明けきらぬ朝7時前に事務所を出発し、一路宇都宮へ。東京も寒い朝でしたが、栃木では氷点下だったという話も。日に日に寒さが厳しくなってきますね。もう12月です(>_<)
今日は帝京大学キャンパス内の部屋をお借りしての読み聞かせ講演会です。大きな窓がある明るい部屋で、この部屋で講義なんて受けようものなら、間違いなく自主的に睡眠学習になります。
さて、今日のよい子達の特徴は、みんな薄着!保育園の方針だそうで、室内では半袖なんて当たり前。お母さんたちに「風邪ひきませんか」と訊くと「逆に丈夫になりました」という答えが返ってきました。子供は風の子元気の子、ですね。
本日2回めは、国分寺町公民館。読み聞かせのみならず多くの活動を展開している「フリージア」というグループの皆さんの主催です。
ここでは、お父さんの姿が多く見られました。お母さんだけでなくお父さんも一緒に、家族みんなで出掛けてお話を聞くので、子供たちはとてもうれしそうです。
読み聞かせは「ぽんちとちりん」が大人気でした。犬という身近な動物が主人公で、「いのちの大切さ」「友情」、日頃忘れがちな「自分と違う相手を理解しようとする気持ち」が詰まった、子供たちだけでなくお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんまでもうるうるしてしまうお話です。
子供たちの前で演奏していると、ほとんどと言っていいほどよく目が合う子がいます。音に興味があるのでしょうか、絵だけでなく私のほうも見ているのです。この日は、アザラシのぬいぐるみを抱えた女の子と終始無言のコミュニケーションをとっていました。先生のお話と私の音で、ちゃんと何か心地よさのようなものを感じているんだなと思い、ほのぼのした気持ちになりました。読み聞かせは聞いている人だけでなく、している人の心も洗う、という先生の言葉を改めて実感しました。
【国分寺町公民館】
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