鹿児島県 徳之島 編|読み聞かせ旅日記|志茂田景樹のWeb絵本-読み聞かせ劇場|しもだ-かげき|直木賞-児童書-作家
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絵本 読み聞かせ旅日記 No.56
日付
2006年3月4・5・6日
旅先
鹿児島県 徳之島 編
著者
マネージャー 下田光子
【伊仙小学校で読み聞かせ】
今回は待望の徳之島へ行って来ました。メンバーは隊長と、ヴァイオリンの山内達哉さんと私の3人です。NPOを立ち上げ、島で青少年の育成に力を注いでいらっしゃる「にかむり塾」の義山さんの依頼で徳之島に招いていただくことができました。
徳之島は、東京から鹿児島空港に着き、又そこから飛行機を乗り換えて一時間ほどのところにあります。私達「よい子に読み聞かせ隊」は、はじめて入るところですので本当にワクワクでした。
徳之島は『120歳まで生きた、世界のギネスブックにも載った長寿者』である泉重千代さんの生まれ育ったところでもあり、隊長はなによりも島の食べものに興味を持ちました。重千代さんは、海でとれる魚、そして、ジャガイモ、野菜を毎日食べていたそうです。又、隊長は焼酎がなにより大好きですので、泉重千代さんが黒糖焼酎を100歳すぎても毎晩飲んでいたと聞き、心強くなったようです。
着いた当日は島の観光に連れて行っていただき、ゆっくりと島をまわってきました。さとうきび畑がどこに行っても広がっており、島の周りは東シナ海、太平洋に囲まれていて、海の色の美しさといったらとてもすばらしいものでした。
二日目は、生涯学習センターで「読み聞かせ&講演会」をやりました。この日も晴天に恵まれて、子どもを連れた親子連れの皆様がどんどん入場してきてくれました。最初に見た時とても大きな会場だったので、当日の人数はどんなくらいなんだろう、ちゃんと埋まるのかしらと心配していましたが、300人以上の方々が来て下さり、会場も満員となる盛況さで本当にホッとしました。
島の方々は純朴で、子どもさんも親御さんも涙を流し、物語の中に入っていました。それを肌で感じた私達もまた感動を分けていただきました。夜は、郷土料理と黒糖焼酎に舌鼓を打ちました。
次の日は東京に帰る日です。せっかく徳之島に入ったのだから「どこかの小学校でボランティアで子供達に読み聞かせをしたい」と主催者にお願いしましたら、伊仙小学校の校長先生にお話をして下さり、「そういうことでしたら、是非小学校の子供達に聞かせてあげてください」というお返事をいただき、伊仙小学校での読み聞かせが実現しました。
伊仙小学校では、前日に黒糖作りをやったそうです。学校でサトウキビを栽培し、それを刈り取り、刻んで作るそうなのですが、楽しそうですね。私もお土産に徳之島産の黒糖を買って来ましたが、とてもおいしかったですよ。
卒業式も間近で色々な行事が重なる中、一時間目をさいていただき、全校生徒と併設されている幼稚園児たち、又町の保育園の園児達もあつまってくれて、ここでも子ども達は熱心に物語の世界に入ってくれました。
読み聞かせが終わり、あわただしく飛行場に向かい、又徳之島に来る約束をして島を離れました。徳之島の皆さん、本当にありがとうございました。
【生涯学習センター】
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