志茂田隊長がやってきた
きっかけは志茂田景樹隊長H・P読み聞かせ応募メールでした。
5年前 大人のみの講演会に参加させて頂き、その中で読み聞かせに触れた時の感動が忘れられませんでした。
小金井第三小学校出身であり、幼少時代を小金井で過ごされた隊長に不思議なご縁を感じた事と 是非四小の子供達に読み聞かせを聞かせてあげたい!との想いから応募。無理なお願いを快く聞いて下さりお返事頂けました。
それから隊長を迎える迄の準備は手探り状態であるものの、本当に楽しいものでした。
隊長の奥様でもある光子様とのやり取りの中 お人柄の温かさ明るさが伝わってきて自然とワクワクした気分にさせて下さる方でした。
役員皆で心を一つに手造りの会場造り、看板造り、当日の流れ、役員でないお母様にも準備に参加してもらえました。
そして迎えた秋晴れの10月14日。隊長が到着する迄、私達はおおわらわ!会場造りが全て終わる頃には皆、お化粧ドロドロ・・・・汗ダクダク・・・・。でも気持ちは高まり皆がすがすがしい気持ちでした。
講演は3時からです。2時を過ぎてチラホラ児童や父兄の姿が見え始めます。
当日 午前中に大泉で講演をされていましたので、10分過ぎた頃から、まだ到着されない事に段々不安を感じ始めます。20分過ぎた頃には校長先生も行ったり、来たり・・・・。
30分を過ぎた頃 光子様からお電話が・・・・。大変な道の混み様で遅れるかもしれない!と・・・・。
さて、どうやって間を持たせようかと役員一同思案する中、どの道を使われたのか思いの外 早く志茂田隊長、光子様、フルート奏者澤田様が到着され華麗に車から降り立たれました。
役員一同どんなにほっとした事か・・・・。ふと満員の会場に目をやると土曜日という事もあってお父様の姿が多く見られます。
子供たちはワクワク、私達もドキドキです。そして子供たちの「志茂田たいちょー!!」という大きな呼び声に「は〜い」 颯爽と隊長が登場されました。
その日は隊長も大忙しだったのでしょう。おおきな忘れ物がありました。隊長のトレードマーク【タイツ】です。でもそれさえも気付かせない程のオーラがあり逆に話題にしてしまう隊長でした。
読み聞かせに入る前に隊長から自己紹介を兼ねたお話に子供たちが瞬時に心を引き付けられる様子が伝わり、まずその事に驚かされます。
子供達は1年生から6年生まで皆、目がキラキラしています。子供たち一人一人丁寧に心から向き合う隊長の姿に思わず見入ってしまいます。
そして子供達の心が解れたところで読み聞かせの始まりです。
「ぞうの子供が見たゆめ」優しいフルートの音色にのった語り口。空の星の描写の時は体育館全体が星空に包まれたかの錯覚を生み、気が付くと物語に引き込まれている事の感動に体が震えました。
プロジェクターの映像、美しいフルートの音色、隊長の声の抑揚が三位一体となりお話の世界に入らせてくれるのです。
お話とお話の合間に父兄に対し、隊長が読み聞かせを始めるに至った経緯、家庭での読み聞かせの大切さをお話下さいました。
聞いているうち 忘れかけていた 子供が赤ちゃんの時に想ったけがれない心のままでいて欲しい願い、生まれてきてくれた事への感謝の気持ちを自然に思い出させて頂けた気がします。
隊長が訴えかける 生命の大切さ、重みという根源のテーマが読み聞かせによって大人や子供の胸に響くという事にただただ感動していました。
★子供からのメッセージ
「話しを聞いているとかんどうして泣きました。」「物語の本当の本当の楽しみをこの読み聞かせで知る事ができました。」「本当に本当にありがとうございました。」とあります。他にも多くの子供達から感謝と感動のメッセージが寄せられました。
そして、「まんねんくじら」 と 「ぽんちとちりん」 を読み聞かせ頂き皆の心が温かさでいっぱいになって会は終わりました。
会が終了してからも子供たちが隊長の本をじっくり選ぶ時間をもって下さりその後は外が真っ暗になるまで一人一人に一言とサインを書いて下さり、最後まで長い長い列ができていました。
この講演を通して隊長の優しい誠実な人柄・・光子様の周りをぱっと明るくする笑顔と実直さに触れる事ができました。
光子様は失礼な言い方ですが本当に可愛い女性で、あぁこんな歳の重ね方ができたら・・と思わずにいられない方でした。
フルートの音色の様に美しい澤田さん。 素敵な思い出を、そして子供たちへの心のプレゼントを有難うございました。
そしてこの場をかりて、この会を支えたPTA役員の皆、スタッフの皆さん、温かく見守って手を貸して下さった校長先生、副校長先生、佐々木先生、皆様に感謝です。
いつか又、隊長ご一同にお会いする日を楽しみに・・。感謝を込めて
|