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第83回 直木賞 受賞 作品

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KIBA BOOK 志茂田景樹事務所

「黄色い牙」

著者
志茂田景樹
受賞年齢
40歳4ヵ月
章立て
「陽炎の里」「巻狩りの始末」「幸玉の契り」「シカリの継承」「猟場の敵」「風雪の彼方」
「鉱山の毒」「渡り熊」「冥い平和」「地割れ」「旅マタギ」「吹雪の遭遇」
設定
(時代)大正〜昭和初期 (場所)秋田県
登場人物
佐藤継憲(若きマタギの統領)
さと(秋田市郵便局の娘、のち継憲の妻)
継三郎(継憲の父、マタギの統領)
八重(マタギ長五郎の娘)
辰吉(マタギ、八重の夫、反抗者)

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志茂田 景樹 隊長 志茂田 景樹 隊長
(しもだ かげき)

『黄色い牙』 について

志茂田景樹の直木賞、代表作でもあります。秋田山中で狩猟によって生活しているマタギの社会を迫真力に富んだ筆致で描いている。

マタギの頭領をシカリというが、主人公のシカリ佐藤継憲の目を通して近代化に向かう日本社会のなかでしだいに滅びに向かうマタギ社会の悲哀が伝わってくる。大自然と動物、動物と人間とのかかわりも巧みに描写されているが、とくに主人公と、その宿怨の敵である巨大なツキノワグマの鬼黒との決闘シーンは手に汗を握らせられる。

スケールの大きい動物小説として、文句なしの傑作である。現代の乱脈な自然開発、環境汚染に警鐘を鳴らしている側面もある。
 

志茂田 景樹 隊長 志茂田 景樹 隊長
(しもだ かげき)

『著者のことば』

「黄色い牙」を読んでもらえれば、大自然のきびしさ、貴さがわかり、人間はその大自然によって生かされている、ということがよくわかると思います。

直木賞受賞後すでに 24年が経過しましたが、最近は 10代の年若い読者が増えているようです。そのうち、絵本化したいと考えています。 KIBA BOOK 刊の「黄色い牙」のカバー絵は、ぼくが描きました。
 

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