絵本 読み聞かせ旅日記 No.456
老壮シニア講座「健康を呼ぶ 心の若返りを図ろう」 武蔵野老壮連合会&武蔵野市教育委員会 地元武蔵野市での講演会でした。 暑い盛りの、しかもウイークデーの昼下がりの開催にもかかわらず、 シニア層を中心に幅広い世代の方々にお出でいただき嬉しかったですね。 昭和20年8月15日の終戦以降の下旬に中国東北部(旧満州)で20歳で戦死した兄の思い出から語りました。 15歳年長の兄は5歳の僕にカタカナのすべてとひらがなの1部を教えて兵隊に行きました。 ひらがなのすべてを教えきる時間がなかったのでした。 終戦以降に戦死した人は旧満州に限らず太平洋の島々でも随分いたようです。 優勢な敵と組織的抵抗ができず散り散りになって戦うことが多かったための悲劇で、 終戦を知らず闘い続けたのでした。 僕は76歳になりましたが、写真立ての中の兄は今も20歳のままです。
この日の約2か月前、すぐ近くの井之頭自然文化園でアジアゾウのはな子が69歳で永遠の眠りにつきました。 僕は小学4年のとき、その年に上野動物園に貰われてきたはな子に独りで会いに行きました。 はな子はその後井之頭自然文化園に貰われてきましたが、上野動物園時代も含めてはな子には20回近く会いに行きました。 その思い出を話した後、「ぞうのこどもがみたゆめ」を語りました。 僕は100歳の健康長寿者を50人近く取材していますが、その長寿者に共通している 長寿の要件を挙げたときは、皆さん、楽しむお顔から真剣なお顔になりました。 講演後、サイン会を行い、そのあとで老壮連合会の方々と記念撮影を行いました。
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