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講演「９歳の時に出会ったゾウのはな子と僕の交流」      紫雲山常楽院の住職千葉義担君とは 都立国立高校時代、同学年でした。 当時、彼のお父さんが住職を務めていましたが、 常楽院には庫裡の仮本堂しかなく本堂の再建は お父さんと彼の悲願になっていました。 彼は大学生時代から昔ながらの木造の本堂を立てるための材木探しに奔走しました。 国の内外に欅の巨木を求め、境内に貯木用のプールまで設けました。 そうして悲願50数年。基礎部を除いてすべて木造の本堂が落慶しました。 粋を凝らした天井、柱をご覧ください。

講演はときおり涼風が通り抜けて熱気のような暑気を拭い去る本堂で行われました。 今は亡きアジアゾウのはな子と僕の交流物語です。